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山形県東田川郡庄内町にある漁業協同組合です。山形県を南北に縦断する最上川の一部とその支流である立谷沢川、相沢川を中心に、これら支流の小支流までが主な管轄河川で、特に立谷沢川は月山の湧水が113もの沢水を集めて織りなす全国屈指の清流となっています。平成の水百選にも選出されており、希少な生き物や豊かな食材、おいしい飲料水等を育んでいます。下流部にはイワナが多く生息し、釣り人たちで賑わいます。
最上川と相沢川の合流点付近が、最上川水系の全ての落ちアユが集まる大産卵場となっており、本県のアユ資源を造成する重要な場所となっています。しかし近年、産卵期になると数千羽単位のカワウがこの場所に飛来して産卵アユを捕食することから、産卵期の9月下旬から10月一杯の40日間毎日花火によるカワウの追い払いを行っています。令和4年度は40日間で延べ1万1千羽以上を追い払い、本県のアユ資源の維持・増大に貢献しています。
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